長野県警のサイトに「平成30年交通統計」という分析データがアップされています。

 

今回は、その中の「第4-12飲酒の伴う事故」についてご紹介いたします。

 

長野県内で平成30年に発生した飲酒運転事故（第２当事者、自転車等を含む）の件数は73件であり、平成28年の106件、平成29年の89件と比較して2年連続減少しています。

 

73件という件数は、ここ10年では最も少ない件数です。

 

事故件数の減少に伴い、飲酒運転に伴う負傷者の数も平成28年が151名、平成29年が123名、平成30年が93名と順調に減少しています。

 

一方で、長野県内の飲酒運転事故による死者数は5名となり、平成29年の3名と比較して2名増加してしまいました。

死者数はここ10年間で２～６名で推移しています。

 

 

長野県内の飲酒運転事故の特徴としては、以下の3点が挙げられています。

 

①月別では12月に多発（12月は12件、2番目に多いのは10月の9件）

②曜日別では、日曜日に多発（日曜日は18件、2番目に多いのは金曜日の11件）

③時間帯別では、夜間20時～1時台に多発

 

年齢層別の件数もデータも載っており、40～44歳が10名で年齢層としては最も大きな割合を占めています。

未成年者（16～19歳）が絡む飲酒運転事故も5件あったということでした。

 

飲酒運転が許されないものであることは言うまでもありません。

 

長野県警のサイトにも「飲酒運転は許されない犯罪です」とのページが設けられており、違反点数や罰則について記載されております。

 

万が一、ご自身やご家族が飲酒運転の被害にあわれた場合には、交通事故に詳しい弁護士にご相談されることをおすすめします。

 

飲酒の伴う事故の件数が、少しでも早くゼロ件となることを心から願います。

 

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